月別アーカイブ: 2016年11月

第9回六華ゼミが開催されました(最終回)

いよいよ六華ゼミ最終回となりました。

11月25日(金)に開催された第9回六華ゼミの講師は、

建築家/(株)エスエーデザインオフィス 一級建築士事務所 設計室長の千葉純子さんです。

テーマ 「建築メガネから見る世界」

建築家としてのお話から、在校生の皆さんへのメッセージまで、まるで自分も世界旅行に出たような気持ちになる素敵な写真をたくさん交えながら、お話いただきました。また、ご自身のデザインの模型もお持ちいただき、見て触ってと私たちもイメージを膨らませながらお話に聞き入りました。

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まずは、世界各地の建築の写真をたくさん見せていただきながら、古代エジプト建築から現代の建築まで、そしてご自身のデザインを紹介いただきました。写真の建物、風景はどれもステキなものばかり!時代を追って、建築が変化する様子も見せていただきました。

高校で理系に進むことを決め、そして大学で建築の魅力に気づき、大学院を経て職業として建築の分野を選ばれた千葉さん。

国家資格である「建築士」の説明、そして建築を通して社会にビジョンを示す「建築家」についても教えていただきました。

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建築の魅力は、なんといってもかっこ良いこと、造形の美しさ、構造の美しさ、建築の集合である都市、素材、建築に囲まれた空間、何のための建築かということであり、

建築家は、それを通して社会を良くしたい、美しい建築や風景を作りたい、過去の建築の素晴らしさを伝え残したい、そういう思いを持って臨む職業ということをお話いただきました。

建築の技術を常にアップデートしたり、法律や基準が変更ないか都度確認し、社会から求められる職能の変化に対応しなど、建築の厳しい面にも当たりながらも、プロフェッショナルとして理想や思いを持ちながら仕事をしている姿を想像すると、とても眩しく感じます。

また、いろいろな仕事の目的別分類(価値提案型、問題解決型、社会維持型)を示していただき、何がどう良いのかという価値を自分の尺度や言葉で伝えること、そして目指す姿として、高い専門性・経験や技術とともに、理想・哲学を持つことが大事とお話いただきました。

在校生の皆さんへのメッセージとして、皆さんはこれからいろんなことを手にする可能性が高い、将来を考える時には、少しでも社会を良くしよう、北海道のために何かしよう、という思いを持って欲しいとの温かいエールをいただきました。

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最後に、何と講師の千葉さんから、今年の全9回の六華ゼミを画像とともに振り返るというサプライズが!本当にありがとうございます!

 

さて、今回で六華ゼミは最終回となります。

色々な職業のお話がありましたが、皆さんいかがでしたでしょうか。

卒業生はいろいろな道を歩み、それぞれ頑張っています。

在校生の皆さには将来を考える時の一つの参考としていただければ良いなと思います。

また、幹事期として、同期の皆さんのご活躍、仕事への思いを聞くことができ、自身の仕事の振り返りもすることができました。感謝いたします。

講師の皆さん、ゼミに参加いただいた皆さん、ご協力いただきました先生方、放送局の皆さん、お手伝いいただいた同期の皆さん、最後までどうもありがとうございました。

 

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第8回六華ゼミが開催されました

いよいよ六華ゼミも残り2回となりました。

11月18日(金)に開催された第8回六華ゼミの講師は、知床サイクリングサポート代表でサイクリングガイドをされている西原重雄さんです。

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実際にお仕事で使われているロードバイクとマウンテンバイクを会場にお持ちくださった西原さん。

スポーツサイクルとは?サイクリングとは?などをツールドフランスやニュージーランドの自転車専用コースをマウンテンバイクで楽しむ映像や、実際に自転車を解体したりペダリングできるスタンドで実演したりしながらご紹介いただきました。

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西原さんはもともと自転車がお好きだったそうで、南校時代には自転車通学、大学でロードバイクを手に入れられ各地へ旅行されたり、留学時にMTBと出会われ、北大大学院を経て自然ガイドとして知床で就職されました。その後サイクリングで知床を楽しんでもらいたいという思いで現在のお仕事を立ち上げられたそうです。

地球環境問題や大学院で学ばれたという先住民族やアイヌ民族の自然=「カムイ」の考え方など幅広い自然・環境・人類というお話を交えながら西原さんのサイクリングへの思いをお話いただきました。

道東でサイクリングイベントも立ち上げられており、各自治体や観光への効果も今後ますます期待できそうなのではないかなと思いました。

そして今回はなんといっても男子学生率が9割ほどと、男子に大変人気でした!講義後も展示された自転車の周りにはたくさんの現役生の方が集まっていらっしゃいました。

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この日のためにわざわざ知床より自転車をご持参くださった西原さん、ご協力いただきました先生方、お手伝いいただいた同期のみなさま、どうもありがとうございました。

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第7回六華ゼミが開催されました

総会懇親会の余韻さめやらないうちの10月21日(金)に、第7回の六華ゼミが開催されました。

今回の講師は、香川大学工学部 安全システム建設工学科 準教授の紀伊雅敦さんです。

東工大博士課程修了後、様々な研究所を経験されたのち、現在は香川大学工学部で准教授をされている紀伊さんに「土木計画学というニッチで広範な学問領域~その研究者としての仕事~」をテーマにお話しいただきました。

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まずは“土木工学”というあまり聞きなれない領域について、土木と建築の違いや土木計画学というのがどういうものかを、道路を作るという具体的な例などを交えながらご自身の研究分野について説明していただきました。日常意識することはないのですが、道路、橋、河川、環境などなど私たちの身近にあるものに実はとても関係している学問分野だということや、“公共財とはどういうものか”“インフラ整備については一つだけの正解はない”など普段あまり考えないようなことを考えさせられました。

出席された現役生の中には工学部を目指している方も多数おり興味深かったのではと思います。

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また紀伊さんがどういう経緯で教員になったかというお話もあり、理系の教員の職を得るまではなかなか大変ですが、といいところきついところを現在いらっしゃる香川大学の紹介を交えてお聞きしました。

商店街の印象評価の依頼から都市のインフラまで幅広い分野に関わられている紀伊さんに、講義が終わった後も熱心な現役生の質問が続いておりました。

はるばる四国よりお越しいただいた紀伊さん、ご協力いただいた先生方、お世話になった放送局のみなさん、お手伝いいただいた同期のみなさん、どうもありがとうございました。

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